743の要約ブログ

中学生でもわかる要約の要約ブログ

ニュースはあなたに害をあたえる

<まとめ>
ニュースと自分は無関係
〇人生とほとんどのニュースは全く関係がない
・政治、事件、事故、芸能人などのニュース
⇒頑張って読んでも人生は好転しない
〇ニュースを読めば役に立つは間違い
・役に立たない不要なものがほとんど
・読んでみないと役に立つか判断できない
⇒大量のゴミから使えるものを探すようなもの(非常に効率が悪い)
▼知りたい情報はネット検索で調べる▲
ニュースを消費すると重要なものを判断できなくなる
〇メディアの報道基準
・重要度でなくインパクトをどれだけ与えられるか
〇重要度のおかしい情報を消費(観る、読む、聴く)する
⇒何が重要なのか理性的に判断できなくなる
ニュースを読むと自信過剰になる
〇競馬予想の実験より
・情報量が増えても的中率に影響を与えなかった
・情報量が多いほど自信の度合いが高くなった
⇒用心深さや謙虚さが鈍って決断の質が落ちた
ニュースは長期記憶に保存されない
〇2種類の記憶
①ワーキングメモリ(容量が少ない、一時的に少しの事を覚えておく場所)
②長期記憶(容量が大きい、長い間、たくさんの事を覚えておける場所)
〇記憶の順番と条件
・何か(新聞記事など)を目にした時①に記憶される
・①の記憶時に集中していないと、①から②に保存されない
〇ニュースは集中して読むことが難しい
・ニュースを読んでいると関連記事のリンクだったり、他の記事が気になる
⇒目の前の情報に集中しきれないので②の記憶に残らない
▼ニュースを次から次へと読んでいると、色んなことを学べている気がする
⇒読んでいる記事を片っ端から忘れていく状態▲
ニュースは私たちを受け身にする
〇ニュースで報道されていること
・政府が決めた方針、公務員の汚職、自然災害、芸能人の離婚など
⇒大半が自分にはどうにもできない
〇ニュースを日常的に読む(どうにもできないことを聞かされ続ける)
⇒気力がそがれ、受け身になる(無力感にさいなまれ、行動できなくなる)
▼学習性無力の話
⇒自分にはどうにもできない状態が続くと、だんだん行動を起こさなくなる
・学習性無力が続く
⇒状況を変えられる環境でも行動できなくなる▲
〇対応策
・自分のコントロール外にあることは気にしない
・自分のコントロールできる範囲にある情報に関心を向ける
ニュースによって長い文章が読めなくなる
〇脳の前帯状皮質が退化する
・複数のメディアを消費する頻度が高い人ほど起こる
・集中力が低下し論理的な思考ができなくなる
前帯状皮質
・注意力、論理的思考、衝動のコントロール▲
〇メリット
・情報に素早く目を通すことができる
・マルチタスクをこなすことが得意になる
〇デメリット
・集中してものごとに取り組めなくなる
・しっかりとモノを考えることができなくなる
※最近、集中して本を読めなくなったと感じている人は要注意
ニュースから離れる方法
〇緩やかなニュースダイエット
ステップ①
・電子版でなく紙の記事を読む
⇒他の記事へのリンクがたくさん貼られており、集中力を消耗するから
・制限時間を設けて一気に読む
⇒ニュースを読む時間が減り、脳への影響を最小限にできる
※読み切れなくても時間が来たら止める
ステップ②
・決まった数の記事だけ読む
⇒大事な情報は決まった数の記事数で十分入手できる
ニュースでなく本を読む
〇表面的な情報をさらうニュースでなく、中身の詰まった本を読む
・ニュースメディアから流れてくる情報のつまみ食い
⇒自分にフィットしない情報を強制的に取り込む
・目的にあった本を選ぶ(自分の手で取りに行く)
⇒的確に自分のためになる情報を得ることができる
▼ニュースはファストフード、本は栄養のたっぷり詰まった料理
⇒本で得た知識はしっかりとした血肉になってくれる▲


※このまとめはリンク先動画を要約したものです。お時間のある方はぜひリンク先動画をご覧ください。


<要約元>

〇参考著書
・News Diet
〇著者
・ロルフ・ドベリ