743の要約ブログ

中学生でもわかる要約の要約ブログ

人は買い物をしなくなる

<まとめ>
買い物はめんどくさい
〇楽しくない要素
・身支度を整える
・移動(車や電車)
・駐車場で空きスペースの奪い合い
・似たような商品を探して検討(値段や品質)
・トイレやレジで並ぶ
・日用品の買い物
⇒トイレットペーパー、洗剤、米など
・買った商品を家まで運ぶ
・帰り道の渋滞
買い物のために店へ行かなくなる
〇EC(ネットでの買い物)市場は右肩上がり
・Amazonや楽天
〇アメリカでのEC普及
・大型ショッピングモールが次々と撤退
・小売店の閉店(2026年までに7万5千店)
⇒⇒日本の近い未来
▼アメリカの今は日本の10年後という言がある▲
品揃えがいいだけの店に価値はない
・都市部の百貨店
・地方の大型スーパーやショッピングモール
⇒⇒にぎわっているのは一部の店舗だけ
・三越伊勢丹は毎年店舗を閉鎖(2017年から)
・ショッピングモールは平日ガラガラ
⇒客より店員の方が多かったり
〇これまでの大型商業施設の需要
・品ぞろえの良さ
⇒そこに行けば必ず欲しいものが見つかるという「安心感」
〇ECサイト(Amazonなど)
・ほとんどのものが手に入る
・価格が安い(実店舗の運営は費用がかかる)
〇消費者の心理
・商品を選ぶのはめんどくさい(生産国、品質、量など)
⇒脳の仕組み的に疲れたり、ストレスがかかる
行く価値のある店が生き残る
〇体験型の店舗
・飲食店
⇒お店に足を運ばないと、食べるという体験ができない
・美容室
・マッサージ店
〇ナイキは美術館の様な店舗を出店した
・売り場もレジもない
・商品の1つ1つがショーケースに入っている
・美術館のように楽しめる空間
・ショップスタッフと相談して商品のカスタマイズができる
・気に入った商品はアプリで即購入できる
〇小売店は「体験」がキーワードとなる
⇒わざわざ行く価値のあるお店が生き残る
世の中のあらゆるものがサブスク化される
▼サブスクリプション
⇒一定期間、一定額で利用できるサービス▲
〇定額で音楽が聞き放題(2016年よりスタート)
・Spotify
・Apple Music
・LINE MUSIC
⇒音楽を聴く人が増えた
〇定額の動画配信サービス
・Netflix
・AmazonPrime
・Hulu(アンパンマンはこれのみ)
⇒一週間ごとにレンタルショップに行くのは面倒
〇サブスクいろいろ
・自動車のレンタル(トヨタやガリバー)
・ブランドものバッグなど(シャネル、グッチ、エルメス)
▼メルカリ(番外編)
⇒欲しい服を数回着て、メルカリで売って、新しい服に買い替える▲
〇考え方の変化
・モノを大事に長く使うのがいいこと
⇒モノを長くもつことは非経済的
▼必要な期間にあればいいものはたくさんある▲
〇今後のサブスク予想
・雑誌や漫画
・ラーメン屋やコーヒーショップ
若者はググらない
〇スマホ普及率
・95%:高校生
・30%:小学生
〇全年代の所有率
・4%:2010年
・92.8%:2021年
⇒⇒一気に普及
〇デジタルネイティブ層(20代)
・ネットでの探しもの
⇒スマホのアプリから探して、グーグルで検索しない
〇専用アプリ
・ZOZO(服を探す)
・中古品(メルカリ)
〇ググることはめんどう
・情報が多くてわかりにくい
・比較、選別が難しい
〇これからの購買力はググらない世代が持つ
⇒検索上位を狙うような広告戦略は通用しなくなる
フォロワー数がものをいう世界
〇今の若い世代は広告を信用しない
⇒テレビCMの効果が弱い
〇ネットでの口コミが強い
・Amazonレビュー
・youtuberのレビュー動画
⇒⇒評価の高いものはたくさん売れる
〇企業はネットで影響力を持つ人達を起用する
▼ネットで影響力を持つ人達⇒インフルエンサー▲
・インフルエンサーを使った口コミ広告に予算を出し始めている
⇒ユーチューバーの企業案件
・インフルエンサーは自分がいいと思ったものしか紹介しない
▼魅力を感じていない商品の紹介をすると
⇒商売っ気が出てアカウントやチャンネルの評価が下がる▲
〇これまでの商品のCM
・できれば見たくないもの
〇自分の好きなインフルエンサーのおすすめ
・話を聞いてるだけで楽しい
・自分の興味に近いものが紹介される
⇒⇒自分が見たいものになる
〇インフルエンサーの価値はどんどん上がっている
・フォロワー数で時給が変わったり、入社の条件の会社(アメリカ)
デジタルシェルフ時代
〇買い物の歴史
・モノを売る企業にとっては、商品を並べる棚の奪い合い
⇒自社商品を、できるだけ多くの店、できるだけいい場所に置いてもらう
▼仕入れ値を下げるなど、様々な交渉をしてきた▲
〇商品を並べる棚は、PCやスマホ
・わたしたちは常に商品が並んでいる棚を持ち歩いている
⇒トイレやお風呂の中からでも商品を買うことができる
〇ウェアラブルデバイス(身に着けられるデバイス)について
・アップルウォッチ(時計版スマホ)
・スマートグラス(眼鏡版スマホ)
⇒⇒デジタルな商品棚
〇デジタルシェルフ社会
・カフェで気になる曲があったらその場でダウンロード
・目の前にある食器や雑貨をスマートグラスで分析して注文
〇遠くない未来
・ウェアラブルデバイスが使用者のデータを集めてAIが分析
①心拍数や声の調子
⇒身体の調子が悪くなる前に、健康サプリメントが届く
②好みや健康に合わせた献立
⇒食材が届く
③必要になった瞬間
⇒洗剤やトイレットペーパーなど、消耗品が届く


※こちらの記事は<要約元>先の動画をまとめたものです。お時間のある方はぜひ動画や、参考書籍をご覧ください。


<要約元>

〇参考書籍
・2025年、人は「買い物」をしなくなる
・望月 智之 (著)