743の要約ブログ

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小食こそすべて

<まとめ>
チリ鉱山の奇跡
▼地下700メートルに作業員33名が閉じ込められた事件(2010年チリ)
〇作業員33名は17日間を食糧ほぼゼロで過ごした
⇒「全員無事」の紙切れが探索ドリルの先端に(17日目)
▼17日目以降食料が届けられ、69日目に全員救出▲
〇食料ほぼゼロの状態について
・ツナ、サーモンの缶詰それぞれ10個
・クラッカーとミルク
〇作業員のリーダーが全員に食料を割り振った
・缶詰ツナ2さじ
・クラッカー2分の1
・ミルク2分の1カップ
・これを3日で1人あたり
⇒1日の摂取カロリー量はゼロに近い
〇17日間ほぼ食べずでなぜ生きていたか
・断食の標準コースは20日間
⇒生きてて当然 By 断食療法の指導者
〇救出時は全員元気で健康
・あまり食べていないのに健康
・パニックや自暴自棄にならなかった
⇒⇒断食をしたから
〇断食の効果
・精神が非常に安定する
・心身ともに引き締まり健康になる
断食とヨガ
〇食べないことは強い生命力と精神力を与える
⇒ヨガの世界では5000年以上も前から言われている
〇ヨガの有名な教義
・腹八分で医者いらず
・腹六分で老いを忘れる
・腹四分で神に近づく
▼断食修行を行った人
・ブッダ、キリスト
⇒心身を最高の高みに達するため▲
〇ヨガは現代医学でも証明されてきている
⇒宗教的なだけでなく生理的、心理的に正しい▲
食べ過ぎで死んだ正岡子規
▼柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺▲
〇正岡子規は甘いものがとても好き
・1度に柿を11個食べる
・甘いもの中心に暴食を繰り返す
⇒脊椎カリエスにかかる
〇末期になっても食べまくる
⇒食べ過ぎが原因でこの世を去る
〇病床時の食事メニュー
▼寝たきりで腹ばいの状態▲
・朝、お粥4椀
・昼、お粥4椀
・夕、お茶漬け4椀
・他、4杯のご飯
・間、牛乳180ml、菓子パン10個、梨3つ
▼この頃喰ひ過ぎて食後吐きかへす By 正岡子規▲
〇末期に吐きながら食べていた理由
⇒栄養をたくさん摂れば病気は治ると信じられていた
〇正岡子規の母親と妹は粗食に耐えていた
・自分たちの食費を削って、ご馳走を正岡子規へ
く治って欲しい痛切な思い
〇ご馳走について
⇒刺身、ウナギ、菓子、牛乳、くだもの
〇小食に耐えた家族のその後
⇒とても長生きした
〇栄養を摂りまくった正岡子規
⇒29歳でこの世を去った
〇貧しい時代は栄養失調で亡くなる人もいた
⇒栄養失調以外の病気には全く当てはまらない
〇ケガや病気をした野生動物
・何も食べずじっと横たわる
⇒食を断つと消化吸収にエネルギーを使わなくなる
⇒消化吸収のエネルギーが身体の治癒へ
⇒自然治癒能力が高まることを動物は本能で知っている
▼断食すると免疫力は数倍から数十倍に激増する▲
小食なら健康で長生きできる
〇カロリー制限をすれば寿命が延びる
⇒研究論文は80年以上前からある
〇マウスの栄養と寿命に関する論文
・摂取カロリーを60%に制限したマウス
⇒好き放題食べたマウスより2倍長く生きた
〇戦時下のヨーロッパの話
・空襲におびえる生活
・食糧難による配給制
⇒小食によるカロリー制限
⇒心臓病の死者が2割減
小食は老化を遅らせる
〇人間と同じ霊長類のサルの実験
▼「サイエンス」に掲載され、大反響を起こした▲
①20年間カロリー7割減のサル
⇒若々しくシワもなく毛並みがフサフサのつやつや
②好き放題食べていたサル
⇒シワがあり毛並みもパサパサで不揃いの高齢ザル
▼「ウィスコンシン大学 サル」でググるとでます▲
〇サルの実験結果について
・見た目の若々しさだけでなく極めて健康
・老化、ガンや糖尿病を遅らせる
⇒⇒人間にも同様の効果がある可能性は極めて高い
小食は長寿遺伝子を活性化させる
〇長寿遺伝子
・老化や寿命に関係する50種類ほどの遺伝子
▼老化抑制遺伝子⇒サーチュイン▲
〇長寿遺伝子が活性化する効果
・細胞が若返る
⇒健康で長生きできる
〇小食だと長寿遺伝子が活性化する理由
⇒食べものがない状況でも子孫繁栄できるようにするため
〇原始時代においての仮説
・冬などは食べるものが1週間何もない
⇒空腹時に細胞や肉体や健康に保つ働きをしていた
⇒生命を維持して子孫繁栄できるよう働く


※こちらの記事は<要約元>先の動画をまとめたものです。お時間のある方はぜひ動画や、参考書籍をご覧ください。


<要約元>

〇参考書籍
・「食べない」ひとはなぜ若い?
〇著者
・船瀬 俊介