743の要約ブログ

中学生でもわかる要約の要約ブログ

歯はブラシより食生活で磨く

<まとめ>
歯と全身の関係
身体と歯はつながっている
虫歯や歯周病は全身と関係している
〇歯は臓器である
・歯は石のような塊でない
・歯の中の隅々まで液体が流れている
・歯の神経にはたくさんの血管も含まれる
〇歯に栄養を運ぶ機能
象牙質内の液体移送システム(DFT)
・体の中から神経を通って、歯に栄養を運ぶ
最終的に歯の表面まで運ばれる
〇表面に栄養が運ばれると
⇒栄養が歯の表面に行き渡り、虫歯を治したり歯を強化する
〇DFTの働き
・衝撃や負担でヒビが入ったとき
⇒必要な栄養を運んで修復
・食べ物の色素で黒ずんだとき
⇒クリーニングして白い状態を保つ
・歯周病菌が入り込んだとき
⇒免疫細胞が菌を退治して予防してくれる
〇DFTがストップしたら
・歯が黒ずむ
・歯周病になる
〇DFTが逆流したら
・口の中の細菌が歯の中に入る
・歯で虫歯を作る
・体内に入る
⇒全身の病気を引き起こす
DFTが逆流する5つの原因と対策
▼歯から口の中に出ている液体が逆流
⇒口の中の菌が歯に入ってくる▲
①砂糖の摂取
〇砂糖を食べるとDFTが逆流する
・口の中の細菌が歯の神経を刺激して痛くなる
⇒シュガーコントロールやシュガーカットを行う
〇虫歯が痛くて困ったとき
・2週間砂糖を一切とらないシュガーカット法
⇒2~3日で痛みが治まり進行もストップ
②ストレス
〇砂糖を減らすとストレスはたまりにくい
・砂糖を摂取すると一時的な幸福が得られる
⇒その後はずっと不幸でストレスを感じる
〇砂糖を摂取している人の脳
・酸素不足で機能が低下
・ドーパミンやセロトニンが分泌されにくい
▼ドーパミンやセロトニン
⇒やる気や幸せを感じさせるホルモン物質▲
③運動不足
〇1日30分運動する
・ウォーキングが最もおすすめ
・日常生活の中で筋肉を動かそうと意識する
〇デスクワーカーにおすすめな運動
①移動のとき
・合計で1日最低2km以上歩く
・エレベーター、エスカレーターを利用しない
②座ってるとき
・太ももを片方ずつ交互に高く上げてお腹に近づける
⇒太ももの筋肉は最も容積があるので短時間で効率がいい
・両足を同時に上げて腹筋運動
③在宅のとき
・家事を一生懸命行う
④ビタミン・ミネラル不足
〇野菜を食べる
・日本の野菜事情
⇒見栄えの品種改良や農薬の使い過ぎで栄養が低下
⇒必要とされている量よりたくさん摂る
⑤薬剤の服用
〇多くの薬を飲むと
・水分とエネルギーを消費
⇒病気の悪化をまねく
〇薬は最小限に抑える
・胃腸薬を使わない方法
⇒キャベツや大根など胃にやさしいものを取り入れる
・起きていない症状を予防する薬
⇒どうしても必要か相談して、できるだけ減らす
〇世界の医療界の基本ルール
・1人の患者さんには最大4錠まで
・60歳以上は最大2錠まで
歯周歯周病は食事で治る
〇日本の一般的な歯周病の治療法
・歯茎の検査
・歯周病の原因(歯垢、歯石)を取り除く
・ブラッシングの指導
⇒治らない場合は抗生剤で治療
▼日本は歯周病が感染症であるという考え▲
〇抗生剤の治療について
・すぐに効果を発揮して改善される
⇒服用を中止すると再発して悪化するケースが多い
歯周病の原因について
▼①②③はアメリカの歯周病学会より▲
①炭水化物の過剰摂取
〇体に蓄えられた脂肪細胞が歯周病を引き起こす
⇒使い切れる以上の炭水化物を摂取しない
〇炭水化物が歯垢へ変化
・ごはんなどの炭水化物(多糖類)が分解される
⇒分解されると単糖類になる
⇒単糖類が余ると、菌が入って歯垢がつくられる
▼食後30分の歯磨きで歯垢があれば炭水化物の摂りすぎ▲
②カルシウムの摂りすぎ
〇カルシウムについて
・若いうちは体の成長に必要
・体の骨格が出来上がるとそれほど必要がない
・余ったカルシウムは組織や臓器で石のように固まる
異所性石灰化
〇異所性石灰化について
・脳細胞の場合⇒アルツハイマー
・眼の場合⇒白内障
・歯の場合⇒歯石(歯周病)
▼加齢に伴って起こる症状の多く
⇒カルシウムの摂り過ぎが原因▲
③マグネシウム不足
〇マグネシウムについて
・カルシウムは自力で対外に出る事ができない
⇒マグネシウムと一緒なら外に出すことができる
・海藻類やナッツ類に多く含まれる
⇒定期的に摂取して不必要なカルシウムを排出させる
④オメガ3不飽和脂肪酸の摂取不足
〇オメガ3不飽和脂肪酸について
・抗炎症作用がある
⇒歯周病予防や治療に有効
・亜麻仁油、荏胡麻油に多く含まれる
・酸化しやすい
⇒加熱してはいけない
・青魚や魚介類に多く含まれる
⇒よく食べる人は高血圧が少ない
▼20歳以上の成人を対象に調査(アメリカ)
・オメガ3不飽和脂肪酸の摂取量が高いグループ
⇒歯周病になりにくい▲
〇日本で流通している油のほとんどがオメガ6
・オメガ6脂肪酸は炎症作用が強い
⇒体に悪い
⑤塩分の過剰摂取
〇塩分に含まれるナトリウムについて
・細胞に入らず体外に出てしまう性質がある
⇒濃い塩分を摂るとビタミンやミネラルが吸収されず外に出る
〇野菜に含まれるカリウムについて
・細胞内に入り込む性質がある
⇒ナトリウムと一緒にバランスよく取る必要がある
〇ナトリウム:カリウムのバランス
⇒1:0.1~1
▼重病の歯周病患者
⇒塩分をほぼカットするよう指導される▲


※こちらの記事は<要約元>先の動画をまとめたものです。お時間のある方はぜひ動画や、参考書籍をご覧ください。


<要約元>

〇参考書籍
・自然治癒力が上がる食事 名医が明かす虫歯からがんまで消えていく仕組
〇著者
・小峰 一雄 
〇編集
・ユサブル