743の要約ブログ

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なぜ他人を許せないのか

<まとめ>
正義中毒について
〇私たち人
・コミュニティを形成した
・繁栄して生き延びた
⇒⇒社会的な生き物
〇社会的な生き物について
・生き残る手段として集団を作る
・裏切り者を排除する本能が発達している
⇒排除しなければ集団もろとも餓死する危険性があった
〇排除される人の特徴
・裏切ったり、ルールを破る
・自分の利益ばかりを優先する
〇裏切り者を排除する仕組みについて
・本能に備わっている
・正義の制裁を与えることで快楽を得る
〇正義の制裁について
・裏切り者やルールを守らない人を排除
⇒多かれ少なかれ偕楽を得る
〇正義中毒について
・正義の制裁を与えて得られる快楽にハマってしまう
⇒過剰に人を許せなくなる症状
〇人類の歴史
・約250万年もの間狩猟採集の時代
・1万年前から農耕がスタート
・約250年前に産業革命が起きた
・現在
〇人と社会の変化について
・人類の歴史の99%以上は狩猟採集の時代
⇒生物の進化はとても遅い
・数百年でテクノロジーが急激に発達
⇒社会はとても短い期間で急激に進化した
・人間の身体や脳
⇒数万年前からそれほど変わっていない
日本社会の特殊性
〇日本人は比較的正義中毒に陥りやすい
⇒社会性が強い傾向にあるため
〇社会性の強さについて
・より集団で協力することを重要視する
・他人への気遣いができる
・裏切り者には厳しい
〇社会性が強い傾向の理由
・日本は自然災害がたくさん起こる地域
⇒集団で協力する必要性が高かった
〇日本は自然災害が深刻な地域
・高温多湿で激しい雨が降る
・台風が通過する
・花粉が多い
・地震がたくさん発生する
⇒マグニチュード6以上の大きな地震のうちの約2割は日本
・日本人はより協力していく必要があった
⇒社会性が高い民族になった
正義中毒の解決策
〇人を許せない、正義中毒に陥りやすい人
⇒多様な価値観を受け入れられない人
〇人を許せる人
・多様な価値観を受け入れられる人
⇒許せないという感情を持たない
・合理的に物事を考えられる人
⇒他人を許せないことに価値を見出さない場合が多い
〇全ての許せない気持ちが悪いものではない
・母親による悪い行いをした子供のしつけ
⇒必要な許せない気持ち
〇正義中毒に落ちいらないための対策法
⇒脳の前頭前野という部分を鍛えて衰えさせない
〇脳の前頭前野を鍛えると
・多様な価値観を受け入れられる
・合理的に考えられるようになる
〇脳の前頭前野について
・分析的な思考や客観的な思考を司る場所
・7~9歳から発達して、30歳くらいまで成長し続ける
・30歳を過ぎてる徐々に衰えていく
〇脳の前頭前野が発達している人
・目先の利益よりも長期的な損得を考えて選択ができる
・社会的地位や経済的地位が高くなる傾向がある
〇前頭前野と年齢別の行動
・20代の人は前頭前野を鍛える
・30代以降の人は前頭前野を若く保つ
⇒年をとればとるほど前頭前野が衰える
⇒より頑固になり人を許せなくなる
前頭前野を鍛える、若く保つための方法
①新しい経験を積極的にする
〇新しい経験をする
・脳にいい刺激が入る
⇒脳が活性化する
〇新しい経験について
・いつもと違う道、お店、メニューを選ぶ
⇒小さくても新しい経験をすることが大事
〇脳は部分ごとに主に八つの役割を分けて担っている
・①思考系②感情系③伝達系④理解系
・⑤運動系⑥視覚形⑦聴覚⑧記憶型
⇒⇒これらを満遍なく使うことで脳全体が活性化する
〇脳全体が活性化すると
・脳全体の生産性、パフォーマンスがあがる
・仕事や学業での成果アップにつながる
・脳が衰えない
⇒正義中毒になるのを防ぐ
〇慣れ親しんだルーティーンの行動
・合理的で楽
・脳への刺激が少ない
⇒⇒脳は衰える
②余裕を持つ
〇生活に余裕を持っておく
⇒前頭前野をちゃんと働かせるために必要
〇余裕のない状態
・寝不足
・仕事や人間関係で悩んでいる
⇒脳のパフォーマンスは落ちる
〇余裕のある状態
・きちんと休息が取れている
・やるべきことを溜め過ぎていない
〇ストレスや困難な状況
・適度にはあったほうが脳が活性化する
〇アドレナリンについて
・適度なストレスがある時
⇒適度に分泌される
・集中力や記憶力などが向上
⇒脳の生産性が上がる
▼ヤーキーズ・ドットソンの法則
⇒適度なストレスが最高のパフォーマンスを発揮できる▲
③食事と睡眠を整える
①食事について
・バランスよく取る
・脳のためにオメガ3脂肪酸をとる
〇オメガ3脂肪酸について
・脳が肥大化して発達するための原料になる
⇒前頭前野の発達や老化防止のために必須
〇オメガ3脂肪酸が多く含まれる食品
・サケ、マグロ、イワシ、サバ、サンマなどの青魚
・カキなどの貝類
・くるみなどのナッツ類
・エゴマ油や亜麻仁油
②睡眠について
・理想的なパターンは様々で一概には言えない
・毎日6時間、できれば7時間寝るのがいいと言われている
・夜に6~8時間まとめて寝る
・日中の昼寝はとても有効
⇒夜の睡眠の10~20倍の回復効果がある
〇昼寝について
・10~20分くらいが良いという研究報告が多い
・1~5分であっても回復効果はとても大きい
〇睡眠不足について
⇒一時的なものも慢性的なものも脳の生産性を落とす


※こちらの記事は<要約元>先の動画をまとめたものです。お時間のある方はぜひ動画や、参考書籍をご覧ください。


<要約元>

〇参考書籍
・人は、なぜ他人を許せないのか?
〇著者
・中野信子