743の要約ブログ

中学生でもわかる要約の要約ブログ

私たちは選ばされている

<まとめ>
はじめに
〇私たちは普段から多くの決断を繰り返している
⇒その多くは選択しているようで選択させられている
〇人は極端を避けて平均的な選択をする
・サービスというのは松竹梅の三つを用意する
⇒竹を選ばせるのが鉄則
〇お店が一番売りたいのは「上」
・焼肉屋は、タン、上タン、特上タンの3つを用意
⇒かなり多くのお客さんが真ん中の「上」を選ぶ
人は過去の記憶からものを選ぶ
〇人は過去の記憶に基づいて選ぶことが多い
・レストランでメニューを選ぶとき
・スーパーでポテトチップスを買うとき
⇒⇒決断に過去の経験が考慮されている
〇企業側の戦略
・自分の商品を記憶に残したい
⇒記憶に残れば売れる
〇マクドナルドの無限ループ
▼日本マクドナルドの創業者、藤田さん▲
・人は12歳までに食べてきたものを一生食べ続ける
⇒子供達をターゲットにハンバーガーを売りまくる
⇒大人になってもマクドナルドに来てくれる
⇒親になったらその子供がマクドナルドの味を覚える
⇒何代にも渡ってマクドナルドの消費者になってくれる
人は見たことのあるものを買ってしまう
〇見ているだけで無意識に物欲が刺激されるもの
・テレビのCM
・電車の中吊り広告
・ネット広告
〇人間は記憶に残るだけで信用する
・見たことがある、知っているもの
⇒広告でみたものを選ぶ
〇人間関係で例え
⇒面識のない人と知っている人くらいの違い▲
〇企業としては
・ブランドや商品を知ってもらって記憶に残したい
⇒バンバンCMを打つ
人は未来よりも今の欲を優先してしまう
〇今すぐ手に入るお金や楽しみに大きな価値を感じる
・A⇒すぐに1万円をもらう道
・B⇒1年後に2万円をもらう道
⇒ほとんどの人はAを選ぶ
〇投資家はBを選ぶ
・合理的に考えられる
・目の前の小さな欲を我慢できる
⇒⇒小さな欲を先送りにして後で大きな成果を手に入れる
努力が無駄になるので損をするのにやめられない
〇サンクコスト効果
・時間、苦労、お金を使ってきたから今更やめれない
⇒結局すっからかん
・せっかく買ったゲームや本がつまらない
⇒お金を払ったから我慢してやる
〇コンコルド効果とも言われる
・音速飛行機コンコルドの開発に約4400億の投資
⇒途中で絶対に損をするとの報告
⇒ムキになってやめられない
⇒借金数兆円
〇株、ギャンブル、課金ゲームなどに手を出すとき
⇒使う金額や撤退する条件を先に決めておく
良い印象を残すには初対面とピークと去り際が大切
〇人は1日を振り返った時に3つしか記憶に残らない
⇒3つをおさえると良いイメージを与えられる
〇異性とのデートの例
①初対面
・笑顔で大きな声でハキハキと挨拶する
⇒きれいな服や靴を準備
②ピーク
・一番盛り上がったポイントをつくる
⇒イベント、花火、会話など
③去り際
・丁寧に別れる
⇒見送り、別れの挨拶
表現の仕方で人の行動を変えられる
〇フレーミング効果
・伝える内容がほぼ同じでも表現を変える
⇒行動や印象を変えることができる
〇フレーミング効果の例
・タウリン1g配合、タウリン1000mg配合
・2000円の商品、1980円の商品
・もうおしまいだ、可能性はゼロじゃない
⇒後者が好まれる
〇何かを人に伝えるとき
⇒相手の心を動かすいい表現の仕方を考えでみる
人は興味のあることだけを見てしまう
〇カクテルパーティー効果
⇒周りがうるさくても興味がある人の声は聞き取れる
〇私たちは見たいものしか見ない
⇒脳が邪魔な情報が頭に入らないようブロック
▼お金持ちになりたい人の例
・お金の情報に食いつく
⇒ダイエット情報は見えていない▲
人は得よりも損を恐れる
〇損失回避について
①絶対に100万円がもらえる選択
②50%の確率で200万円50%の確率でゼロになる
⇒⇒ほとんどの人は損をしない選択肢の①を選ぶ
〇嬉しさよりも悲しさの方が大きい
⇒1万円拾うよりも1万円失くす心理的な負荷が大きい
〇ピンチな人ほど一発逆転を狙う
・借金があったり、貯金が少ない状態
⇒夢を見る、ギャンブルに出る
⇒②を選ぶ
▼宝くじを買う人の心理と同じ▲


※こちらの記事は<要約元>先の動画をまとめたものです。お時間のある方はぜひ動画や、参考書籍をご覧ください。


<要約元>

〇参考書籍
・サクッとわかる行動経済学
〇著者
・阿部誠東京/大学教授