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中学生でもわかる要約の要約ブログ

最高の呼吸で人生が変わる

<まとめ>
深呼吸が体にいいというのは間違い
〇酸素の役目
・筋肉を効率よく動かすための燃料
⇒血中から筋肉に運搬される
〇筋肉のパフォーマンス
⇒酸素がしっかり運ばれていると高くなる
〇酸素について
・安静状態の時の血中酸素飽和度は95%以上
⇒普通の呼吸で血中に酸素が溢れている
〇深呼吸で酸素を取り込む
・水でいっぱいのコップに水を注ぐようなもの
⇒意味がない
二酸化炭素は体内に運ばれる酸素の量を決めている
〇体内に酸素を運ぶ物質
⇒血中に含まれるヘモグロビンという物質
〇ヘモグロビン
・酸素という荷物を持って血液中を移動する
⇒臓器や筋肉などに酸素を送り届ける
▼体の中の運送業者
⇒血液という道路を使って酸素という荷物を運ぶ▲
〇ヘモグロビンが仕事をするための条件
・血中にたくさんの二酸化炭素があること
⇒二酸化炭素の量によって仕事量を変える
〇ヘモグロビンと血中の二酸化炭素量
・多い⇒ヘモグロビンはちゃんと酸素を体内に運ぶ
・少ない⇒目的地についても酸素を手放さい
⇒組織や臓器、筋肉などに贈る酸素が少なくなる
過度な呼吸が倦怠感や疲労感を引き起こす
〇呼吸とは
⇒酸素を取り込み無駄な二酸化炭素を排出する
〇現代人は呼吸過多な人が多い
・過度な呼吸の証拠
⇒口呼吸、いびき、ため息、深呼吸など
〇呼吸過多のデメリット
・呼吸が増える
⇒その分二酸化炭素が排出される
⇒血中の二酸化炭素量が減る
⇒体内に酸素が送られなくなる
⇒疲労感や倦怠感、運動時の息切れに悩まされる
※現代人は呼吸のし過ぎで慢性的な倦怠感に襲われている
鼻は呼吸のためにあり口は食事のためにある
〇口呼吸で生じる様々な不都合
・健康問題
・二酸化炭素を必要以上に排出
⇒⇒口は本来呼吸をするための機関ではない
〇口呼吸が引き起こす健康問題
①鼻づまり
・口呼吸で鼻の血管が炎症を起こして腫れる
⇒鼻内部の粘液の分泌も増える
⇒さらに口で呼吸するので悪循環
②喘息
・空気中の細菌やバクテリアを一緒に吸い込む
⇒直接肺に入って喘息の原因に
〇基本的に呼吸は鼻でする
・鼻にはフィルター機能(約70%遮断)がある
⇒殺菌や冷たい空気を直接吸い込まない
※呼吸は口よりも鼻の方が向いている
BOLTで自分が呼吸過多かどうかを知る
〇BOLT(体内酸素レベルテスト)
⇒呼吸過多か測定する方法
〇正しい呼吸法の習得
・BOLTでどの程度呼吸過多になっているかを知る
⇒レベルに合った呼吸トレーニングをする
〇BOLTの具体的なやり方
①ストップウォッチを準備
②テストを始める10分前は安静にしておく
⇒息切れしている状態では正しく測れない
③10分経ったらスタート
④鼻から普通に息を吸って普通に息を吐く
⑤鼻をつまんで息を完全に止める
⑥ストップウォッチ開始
⑦息をしたいという最初の欲求を感じる
⇒限界まで我慢しない
⇒唾を飲み込みたい、器官が収縮するような感覚がサイン
⑧ストップウォッチ終了
⑨ストップウォッチの秒数
⇒BOLTボルトスコア
〇BOLTボルトスコアについて
・10秒以下:喘息など健康面に問題あり
・10~20秒:口呼吸、鼻詰まり有り
・20~30秒:呼吸過多の傾向有り
・30~40秒:無理のない呼吸ができている
・40秒以上:最小限の呼吸
ボルトスコア向上のトレーニング法
①二酸化炭素のロスをなくす

〇常に鼻呼吸を心掛ける
・寝ている時は口にテープを貼る
⇒口呼吸ができなくなって自然と鼻呼吸になる
▼いびきや口呼吸が気になる人におススメ
⇒おやすみマウステープなどを使おう▼
〇1日の呼吸量を観察
・ため息やあくび、話す時など
⇒かなり多くの呼吸をしていることに気づく
〇話し方について
・まくし立てるように話す⇒呼吸量が増える
・落ち着いてゆっくり話す⇒呼吸を増やさない
②軽い呼吸は正しい呼吸エクササイズを行う
〇軽い呼吸こそが正しい呼吸
⇒を認識するためのエクササイズ
〇エクササイズ方法
▼このエクササイズは鏡の前に座って行うのがおススメ▼
①背筋を伸ばして肩の力を抜く
②片方の手の平を胸に当てる
③もう片方はおへそのすぐ上に当てる
▼息を吸うとき⇒お腹が膨らむのを感じる▲
▼息を吐くとき⇒お腹がへこむの感じる▲
④息をしながらお腹を手で優しく押す
⇒呼吸への抵抗を作る
⑤体を押し返すように呼吸をする
⑥息をする毎にだんだんと呼吸を小さくしていく
⑦呼吸の大きさやペースを小さくしていく
⇒我慢できるレベルの息苦しさにする
▼リラックスしながら小さく呼吸を繰り返す▲
〇目標
⇒3分~5分続けられるようになるまで
〇エクササイズの効果
・二酸化炭素への耐性が高まる
・浅い呼吸でも苦しいと感じにくくなる
③疑似高地トレーニングへ挑戦
※②のエクササイズの目標が達成できたら
〇疑似高地トレーニング
・酸素の少ない高地でのトレーニングと同様な効果
・時間も場所も選ばない
〇トレーニング方法
▼歩きながら行う▲
①1分普通に歩く
②鼻からゆっくりと息を吐く
③鼻をつまんで息を止める
④中~強の息苦しさを感じるまで息を止めたまま歩く
⑤苦しくなったら手を離して鼻から息を吸う
⑥15秒間は呼吸を最小限にして普通の呼吸に戻す
⑦鼻呼吸をしながら30秒ほど歩く
⑧②~⑥を8~10回ほど繰り返す
〇疑似高地トレーニングの効果
⇒少ない酸素でたくさん活動できるようになる
⇒効率の良い体になる
⇒二酸化炭素を必要以上に失うことがなくなる
⇒酸素を効率よく体に取り込める
⇒身体のパフォーマンスが上がる


※こちらの記事は<要約元>先の動画をまとめたものです。お時間のある方はぜひ動画や、参考書籍をご覧ください。


<要約元>

〇参考書籍
・人生が変わる最高の呼吸法
〇著者
・パトリック・マキューン

何歳からでも最強の記憶術

<まとめ>
はじめに
〇6年連続記憶力日本一から学ぶ最強の記憶術
・年をとっても脳は鍛えられる
・記憶は脳の性能ではなく技術
・記憶は脳にまかせて、粛々と作業するだけ
いつからでも脳は鍛えられる
〇脳を使うと年をとっても新しい神経回路を増やせる
⇒衰えるどころか能力アップができる
〇記憶力日本選手権大会について
⇒毎年1回行われる記憶の量を競う大会
〇著者の池田さん
・40代半ばでこの大会に出場
⇒10代や20代の選手を抑えて優勝
・暗記は苦手だった
・記憶に脳の仕組みを利用した
⇒記憶力や集中力が増すテクニックを使った
〇記憶力をアップに必要なこと
・脳の性能ではなく技術
⇒記憶力は関係ない
脳を騙して記憶力を上げる
〇記憶することについて
・脳を使って行う作業
⇒脳の記憶の仕組みを理解する必要がある
〇海馬について
⇒脳の記憶をコントロールする部分
〇海馬は記憶の裁判官
・重要な情報だから残す
・必要ないから捨てる
⇒⇒海馬を騙すと物事をたくさん記憶できる
〇海馬を騙す方法
①集中
・脳に本気だと思わせ記憶スイッチを押させる
⇒集中できる環境を整える
▼ながら勉強はダメ
⇒重要度の低い不要な情報と判断▲
②回数
・何度も頭に入ってくる情報
⇒重要な内容だ、記憶しておこうと判断
▼学習で復習が必要な理由▲
①②⇒記憶の定着度は、集中して行う復習の回数
〇記憶する行為について
・脳にとってとても負担がかかる作業
⇒なるべく記憶しない仕組みになっている
記憶の定着には必ず復習が必要
〇誰でも勉強した内容を一度で覚える方法はない
〇勉強での「覚えている」が指す意味
⇒次の日も次の週もその後もずっと記憶できている
〇脳の仕組み
・なるべく物事を記憶しない
⇒記憶は必ず忘れ去られる運命
〇学習してから忘れるまでの時間
▼エビングハウスの忘却曲線より▲
・20分後:約42%
・60分後:約56%
・次の日:約74%
〇物覚えが悪いは思い込み
⇒忘れるのは脳の仕組みで当たり前のこと
〇一回で覚えるのはどんな方法でも不可能
⇒復習に力を注ぐことが大事
記憶とはペンキ塗りのようなもの
〇効率的な記憶の方法
①理解できたかは置いてスピードを優先
②できるだけ早く全範囲の勉強を終わらせる
③それを何度も繰り返す
〇脳の性質
・薄い記憶を何回にも分けて塗り重ねる
⇒時間をかけて一度で覚えるよりも定着する
〇ペンキ塗りの例
・壁などにペンキを塗るとき
⇒一度で塗り終えることはできない
⇒どうしても塗りムラができてしまう
⇒完成まで何度もペンキを塗り重ねて厚みを増す
〇何かを記憶する時の例
①100個の英単語を4時間かけて1日で覚える
②1日1時間で100個の英単語を覚えるを4日続ける
⇒②の方が圧倒的にたくさん単語を覚えられる
記憶するのは脳にまかせる
※効率よく記憶する最大のポイント
⇒本のテーマにもなっている
〇勉強に必要なこと
・覚えようとする意思
⇒学習自体は淡々と進めればいい
▼気合や根性は必要ない▲
〇脳はとても優秀
・寝ている間に昼間入ってきた情報を自動的に整理
⇒記憶の強化のために働いてくれている
〇優秀な脳を信じるイメージ
・覚えようとする作業を淡々と繰り返す
⇒作業さえこなせば脳が勝手に記憶してくれる
〇一回で覚えるぞ!という意気込みの暗記
⇒結局覚えられない⇒落ち込む⇒やめる
※自分は作業をするだけ、覚えるのは脳
3サイクル反復速習法
〇教科書や英単語のような本や教材の場合
▼▼▼▼▼
1ページ目
1ページ目 ⇒ 2ページ目
1ページ目 ⇒ 2ページ目 ⇒ 3ページ目
2ページ目 ⇒ 3ページ目 ⇒ 4ページ目
3ページ目 ⇒ 4ページ目 ⇒ 5ページ目
4ページ目 ⇒ 5ページ目 ⇒ 6ページ目
▲▲▲▲▲
・1ページ終わる毎にページに〇を付ける
・トータル3回学習しながら進む
・一歩下がって二歩進むイメージ
・慣れてきたら1ページを5ページや10ページにしても良い
〇勉強の進め方の最大の目的
・記憶を保つこと
〇脳と復習について
・復習は少し時間が過ぎてから行う
⇒復習した際に覚えていないことが分かる
⇒脳が自覚して自動的に記憶を補強してくれる▲
ハイスピード学習
〇読むことに徹する
⇒とにかく読むだけ
〇問題集の例
・解答も同時に準備
⇒問題を読んだ後、すぐに解答を読み込む
・分かりづらい部分が出てきても立ち止まらない
⇒粘らなくても後から理解できる問題であることが多い
〇ポイント
①立ち止まって時間を取られるより先に進んだ方が効率的
②頭に入れておくだけで脳が勝手に考えてくれる
⇒わからなかった問題の答えが急にひらめく
※短期間で全範囲を効率よく記憶
⇒3サイクルを繰り返してハイスピードで勉強を進める

1分間ライティング
〇準備するもの
・書くためのノートやA4のコピー用紙
・筆記用具は書きやすければなんでもよい
〇タイミング
・3サイクル反復速習法を行った翌日
⇒記憶が寝ている間に整理され定着する
〇やること
・1分間、前日に覚えた内容を書く
⇒思いつくまま、ひたすら手を止めずに書きなぐる
▼ほとんど何も書けなかった
⇒慣れるまで結構難しいので気にしない▲
〇書いた内容を確認
・覚えられていない箇所を特定
⇒もう一度読んで復習
〇ライティング後の脳の状態
・足りない部分を埋めようとしている
効率よく記憶される
※ボーナスタイム
〇手順の確認
①3サイクル反復速習法
②その翌日に1分間ライティング
③覚えていない箇所を特定して復習
④③について1分間ライティング
⑤①に戻る


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<要約元>

〇参考書籍
・脳にまかせる勉強法
〇著者
池田義博 - Wikipedia

一流の美意識と直観力

美意識は良い判断をするために必要
〇美意識とは
⇒美に対する感覚
〇美意識が高い人
⇒美術に関する哲学を含めた広い教養を持つ人
〇美意識が高いビジネスパーソン
⇒美術に対する広い教養を持った感性の鋭い人
〇世界のビジネスエリートと美意識
⇒経営における「良い」判断をする基準を持つため
美意識があると良い経営判断ができるようになる
①論理だけでは勝てない時代になった

〇現代ビジネスの世界
・論理的な判断だけでなく直感のような感覚的な判断が必要
⇒ビジネスを全て論理的に考えていると時間がかかりすぎる
〇風が吹けば桶屋が儲かるから考えるビジネス
・関係なさそうなことが巡り巡って意外なところに影響する
・複雑な要素が絡み合って会社の利益に関係する
〇数えきれない複雑な要素について
・全てをロジカルに考える
⇒時間が足りない
⇒これならいけるという直感的な判断が必要
〇哲学の素養と直感
・論理的には正解の出ない思考トレーニングを繰り返す
▼幸せとは何か?など▲
⇒直感に繋がる感性が研ぎ澄まされる
②自己実現欲求が高まっている
〇自己実現欲求について
⇒自分らしい生き方がしたいと願うこと
〇一昔前と現在
・一昔前
⇒稼いでいい車に乗る⇒多くの男性の憧れ
・現在
⇒最低限稼いでのんびり暮らしていたい
⇒自分らしく生きたいと思う人が増えている
〇ビジネス
⇒自己実現欲求をどう満たすか
〇自己実現欲求を満たす商品
・MacのPC
⇒仕事のできる自分をアピールできる
⇒自己表現ができる
〇自分を表現できる商品を生み出すもの
・これがクールだ!と打ち出すクリエイティブなセンス
⇒何がクールか?さぐる分析力ではない
〇クリエイティブなセンスを磨く方法
⇒芸術などの教養を深める
③システムの変化が早すぎる
〇キュレーションメディアについて
・まとめサイト
・情報を寄せ集めている
⇒信憑性が問題視
〇危険な医療系の情報
・人の健康に深く関わっている
⇒誤った情報は生命に関わる大問題となる可能性がある
〇キュレーションメディア問題
・問題が報道され、まとめサイトの閉鎖が相次いだ
⇒運営会社に行政からの指導
〇法律違反でなくても閉鎖した
・キュレーションメディアを規制する法律はなかった
⇒ルール上はOKだったがモラルの部分に問題があった
〇ルール整備が追い付いていない分野
⇒正しい判断をするために美意識を磨く必要がある
〇哲学を学ぶ例
・正義とは何か?
⇒社会の正義に背かないという軸で判断できるようになる
⇒ルール上OKだからと考えない
▼ここまで⇒なぜ美意識を鍛える必要があるのか▲
▼ここから⇒どうやって美意識を鍛えればいいか▲
美意識を鍛えるための方法
①絵画を見る

〇絵画を見ることで観察力が向上する
▼アメリカの大学の研究結果▲
〇観察力とビジネス
・売れる商品と売れない商品の違い
・部下のモチベーション管理
〇観察眼を鍛える世界のビジネスエリート
⇒こぞってアートのワークショップに参加
〇アートのワークショップについて
・同じ絵画を見て意見を出し合う
⇒何が書かれているか、何を感じたか
⇒自分には無い視点に気付くことができる
⇒観察力が鍛えられる
②哲学に親しむ
〇哲学から学ぶこと
・問題に向き合う態度
・思考のプロセス
〇アナクシマンドロスの地球論
・古代ギリシャ時代
①大地は水の上に浮かんでいるという有力説
⇒大地は水に支えられている
②水は何に支えられている?
⇒水を支えている何かを支える別のものが必要になる
③無限に終わりがない
⇒地球は何にも支えられていない
⇒宙に浮いている
⇒地球が宇宙に浮いていることに気付いた
〇アナクシマンドロスに学ぶ
・とらわれない姿勢
・答えを出すまでの過程
③文学を読む
文学を読むと物語の形式から物事の本質について考えさせられる
〇賢者の贈り物の話
①クリスマスを迎えた貧しい夫婦の物語
②夫は綺麗な長い髪を持つ妻にクシをプレゼントしたい
⇒金の懐中時計を内緒で質に入れる
③妻は夫の懐中時計に似合うプラチナの鎖をプレゼントしたい
⇒内緒で自慢の髪を切って売ってしまう
④お互いにプレゼント持って帰宅
⇒使いようのない時計の鎖と、クシだけが残った
⑤それでも二人はとっても幸せな気持ちになった
⇒お互いが相手のことをどれだけ思っているか分かったから
〇賢者の贈り物から考えさせられること
・賢さとは、本当の幸せとは
⇒文学は物事の本質を考えるきっかけを与えてくれる
④詩に触れる
〇ビジネスパーソンが詩を学ぶ理由
⇒言葉の力を磨くため
〇中原中也の「汚れちまった悲しみに」
・かっこいい、何だか凄いという印象を持たせる
⇒聞いた人間の感情を揺さぶる
〇リーダーに求められる能力
・消費者にこの商品が欲しいと思ってもらう
・社内スピーチで部下のモチベーションを引き上げる
⇒⇒言葉で感情を揺さぶることが求められる


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<参考元>

〇参考書籍
・世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
〇著者
山口周 - Wikipedia

私たちは選ばされている

<まとめ>
はじめに
〇私たちは普段から多くの決断を繰り返している
⇒その多くは選択しているようで選択させられている
〇人は極端を避けて平均的な選択をする
・サービスというのは松竹梅の三つを用意する
⇒竹を選ばせるのが鉄則
〇お店が一番売りたいのは「上」
・焼肉屋は、タン、上タン、特上タンの3つを用意
⇒かなり多くのお客さんが真ん中の「上」を選ぶ
人は過去の記憶からものを選ぶ
〇人は過去の記憶に基づいて選ぶことが多い
・レストランでメニューを選ぶとき
・スーパーでポテトチップスを買うとき
⇒⇒決断に過去の経験が考慮されている
〇企業側の戦略
・自分の商品を記憶に残したい
⇒記憶に残れば売れる
〇マクドナルドの無限ループ
▼日本マクドナルドの創業者、藤田さん▲
・人は12歳までに食べてきたものを一生食べ続ける
⇒子供達をターゲットにハンバーガーを売りまくる
⇒大人になってもマクドナルドに来てくれる
⇒親になったらその子供がマクドナルドの味を覚える
⇒何代にも渡ってマクドナルドの消費者になってくれる
人は見たことのあるものを買ってしまう
〇見ているだけで無意識に物欲が刺激されるもの
・テレビのCM
・電車の中吊り広告
・ネット広告
〇人間は記憶に残るだけで信用する
・見たことがある、知っているもの
⇒広告でみたものを選ぶ
〇人間関係で例え
⇒面識のない人と知っている人くらいの違い▲
〇企業としては
・ブランドや商品を知ってもらって記憶に残したい
⇒バンバンCMを打つ
人は未来よりも今の欲を優先してしまう
〇今すぐ手に入るお金や楽しみに大きな価値を感じる
・A⇒すぐに1万円をもらう道
・B⇒1年後に2万円をもらう道
⇒ほとんどの人はAを選ぶ
〇投資家はBを選ぶ
・合理的に考えられる
・目の前の小さな欲を我慢できる
⇒⇒小さな欲を先送りにして後で大きな成果を手に入れる
努力が無駄になるので損をするのにやめられない
〇サンクコスト効果
・時間、苦労、お金を使ってきたから今更やめれない
⇒結局すっからかん
・せっかく買ったゲームや本がつまらない
⇒お金を払ったから我慢してやる
〇コンコルド効果とも言われる
・音速飛行機コンコルドの開発に約4400億の投資
⇒途中で絶対に損をするとの報告
⇒ムキになってやめられない
⇒借金数兆円
〇株、ギャンブル、課金ゲームなどに手を出すとき
⇒使う金額や撤退する条件を先に決めておく
良い印象を残すには初対面とピークと去り際が大切
〇人は1日を振り返った時に3つしか記憶に残らない
⇒3つをおさえると良いイメージを与えられる
〇異性とのデートの例
①初対面
・笑顔で大きな声でハキハキと挨拶する
⇒きれいな服や靴を準備
②ピーク
・一番盛り上がったポイントをつくる
⇒イベント、花火、会話など
③去り際
・丁寧に別れる
⇒見送り、別れの挨拶
表現の仕方で人の行動を変えられる
〇フレーミング効果
・伝える内容がほぼ同じでも表現を変える
⇒行動や印象を変えることができる
〇フレーミング効果の例
・タウリン1g配合、タウリン1000mg配合
・2000円の商品、1980円の商品
・もうおしまいだ、可能性はゼロじゃない
⇒後者が好まれる
〇何かを人に伝えるとき
⇒相手の心を動かすいい表現の仕方を考えでみる
人は興味のあることだけを見てしまう
〇カクテルパーティー効果
⇒周りがうるさくても興味がある人の声は聞き取れる
〇私たちは見たいものしか見ない
⇒脳が邪魔な情報が頭に入らないようブロック
▼お金持ちになりたい人の例
・お金の情報に食いつく
⇒ダイエット情報は見えていない▲
人は得よりも損を恐れる
〇損失回避について
①絶対に100万円がもらえる選択
②50%の確率で200万円50%の確率でゼロになる
⇒⇒ほとんどの人は損をしない選択肢の①を選ぶ
〇嬉しさよりも悲しさの方が大きい
⇒1万円拾うよりも1万円失くす心理的な負荷が大きい
〇ピンチな人ほど一発逆転を狙う
・借金があったり、貯金が少ない状態
⇒夢を見る、ギャンブルに出る
⇒②を選ぶ
▼宝くじを買う人の心理と同じ▲


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<要約元>

〇参考書籍
・サクッとわかる行動経済学
〇著者
・阿部誠東京/大学教授

気候変動と新たな時代

オープニング
〇気候変動について
・今世界中で劇的にやばいテーマと言われてる
・日本人にあまり伝わり切ってない
・世界はもうルールが変わっている
〇これからのビジネス
・圧倒的に違う方向に向かってみんなが走り出してる
・一人だけ昔のやり方でレースやってたらやばいことなる
石油と石炭の歴史
〇気候変動が始まったのはいつから
・いつから我々は地球を熱くさせているのか
⇒産業革命
〇石炭と石油という圧倒的なエネルギーを人類が手にした
⇒急速に気候変動に向かって突き進んだ
〇神話の世界
・プロメテウスの火
⇒人類は火を見つけてから動物たちと圧倒的に違う文明を手に入れた
〇火を灯すエネルギー
・木、木材、木炭
〇人類の歴史を変えたのが16世紀イギリス
・第1次世界大戦あたりまでの最強国
・ほとんど全ての文化をイギリス人が作ったくらい凄い
・世界を席巻してる言語は英語
〇イギリスの影響
・アフリカ大陸、東南アジア、南米など
⇒影響を受けてないっていう国は世界中にない
〇美しき素晴らしき栄光の大英帝国
・パンドラの箱を開けた
⇒16世紀、石炭(化石燃料)
〇石炭について
・最初は使いづらかった
・1709年に不純物を取り除く方法を発明
▼乾留(蒸し焼き)にして炭素部分だけを残す▲
⇒コークスという物質(燃料)にした
〇万能の燃料コークスと産業革命
・コークスが発明される
・18世紀産業革命の到来
・蒸気機関が走り出す
・蒸気機関と鉄道によってすごいエネルギーを手に入れた
⇒イギリスと石炭の時代がやってきた
〇アメリカの時代が到来
・1859年に初めて石油が採掘された
〇石油について
・石炭よりも更に使いやすい化石燃料
⇒ガソリンとなる
〇ガソリンの圧倒的すごさ
・圧倒的なエネルギー
⇒飛行機をも飛ばすことができる
・圧倒的な安さ
⇒ジュースより遥かに安い
⇒とんでもない魔法の水が手に入った
〇石油会社「スタンダードオイル」
・石油はスタンダードなエネルギー源ではなかった
⇒1859年に発見されたばかり
・1870年にスタンダード・オイルの設立
⇒ジョン・ロックフェラー
・アメリカの利益のほとんどを牛耳った
⇒ロックフェラー財団ができた
〇ガソリンを使って動くエンジン車の発明
・1883年ダイムラー(後のメルセデス・ベンツ)
〇ライト兄弟によるガソリンとエンジンでの初飛行
・1903年ライト兄弟
⇒石油の時代がやってきた
〇日本でスタンダードになるまで
・石炭⇒1900年
・石油⇒1960年代
⇒⇒発見から100~200年かかって一般化していく
▼発見から一般化までのビジョン
・発見⇒イノベーション⇒×3一般化▲
〇環境が破壊されている
・1970年代~80年に気付き始めた
⇒人類のせいかどうかはわからなかった
〇気候変動に関する政府間パネルIPCC
・1988年に設立
・70年代、80年代の環境破壊を調査
⇒世界中の科学者を集めた
〇第1次報告書(1990年)
・地球は温暖化に向かっている
・原因の特定はできなかった
⇒自然変化、人類活動の両方が原因の可能性
〇第2次報告書(1995年)
⇒人類活動が原因の可能性がある
〇第3次報告書(2001年)
・人類活動が原因の可能性がかなり高い
⇒強力な証拠が入った
〇第4次報告書(2007年)
・温暖化は人類活動が原因である
⇒疑う余地がないとの記載
〇第5次報告書(2014年)
・地球温暖化はCO2の排出量と比例している
⇒IPCCはノーベル平和賞を受賞
〇CO2(二酸化炭素)について
・地球温暖化の犯人
・イギリスとアメリカが開けたパンドラの箱
・石炭と石油がもたらした文明の負の部分
・車、飛行機、火力発電でどんどん発生
〇パリ協定(2015)
・CO2をなんとかしよう会議
CO2を排出し続けると人類が滅亡する
・190ヵ国のトップが集結
・世界最大のCO2排出国のアメリカと中国が批准(同意)
⇒⇒世界人類の決定だと強く打ち出された
〇CO2を排出し続けた近い未来
・平均気温が数度上がる
・予想だにしない異常気象
・主要都市の多くが沈む
パリ協定は人類史に残る節目
⇒2015年をきっかけに全世界でいろんなものが動き始めた
〇トランプ政権のアメリカファースト
・アメリカのパリ協定脱退
・環境より自国の経済
・温暖化は中国のでっち上げ
〇アメリカが抜けた影響
・リーダーが抜けて各国が悲痛の叫び
⇒人類はこのまま滅亡するのか
〇バイデン政権
・パリ協定への即刻復帰(2021)
⇒アメリカの復帰ギリギリ手前で日本がカーボンニュートラル宣言
▼カーボンニュートラル
・温室効果ガス(二酸化炭素など)の排出量をできるだけ削減
⇒削減しきれなかった分
⇒二酸化炭素を吸収する(植林・森林管理など)
⇒差し引きトータルでゼロにすること▲
〇菅政権が慌ててカーボンニュートラル宣言した理由
・パリ協定では5年毎に参加国が報告
⇒やってきた結果、これからの目標発表
・バイデン政権は必ずパリ協定に復帰する
⇒アメリカが復帰した時、なにもやっていないと立場が悪くなる
⇒日本、カーボンニュートラルやります!(2020)
〇中国のカーボンニュートラル宣言
・日本より前に宣言
・CO2排出量世界No.1の状態でも宣言
⇒⇒これからの時代にしっかりと投資できている国
〇現在も未来も強い中国
・現時点では火力発電などCO2をガンガン出している
・クリーンな時代になっても世界へ攻めて出れる企業がいくつもある
〇人類全体がパリ協定のルールに従ってリメイクされる
・100年に1度の変革、大革命
⇒化石燃料の時代が終わる
〇動画の続き
⇒これからどんな時代が来るのか、どんなビジネスをして行けばいいか


※こちらの記事は<要約元>先の動画(~16:47)をまとめたものです。お時間のある方はぜひ動画や、参考書籍をご覧ください。


<参考元>

〇参考書籍
・グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす
〇著者
・森川潤